元気インタビュー

患者さん、スポーツを支えて
金沢を元気にしていく。

小島 潔

小島歯科クリニック 医院長

患者さんにとって最良の歯科医であるために。

時間のない方。経済的に余裕のない方。クリニックにはいろんな患者さんがお越しになります。ですから、歯科医学上“Best”と思われる治療方針も、すべての人に当てはまるわけではありません。それぞれの患者さんにとって、いかに“Better”な治療が提供できるかを考えるとき、大切なのは患者さんとのコミュニケーションです。わたしは、これでもかというくらい治療方針について説明することにしています。幸い、この地域のみなさんは真摯に話を聞いてくださる方が多いので、お互いが納得しあえる環境に感謝しています。ところで、若者ほど良質な治療が必要なのはご存知ですか?しかしこれがなかなかむずかしいんです。小さい頃に『歯医者は痛くて怖い場所』という印象を持ってしまうと、痛くてもギリギリまで我慢してしまうんですよね。ですから当院では、治療初日は診断だけで終えたりもします。良い印象を残しつつ、すこしずつ歯医者に慣れていただくための工夫です。彼らが元気に成長していけるように、これからも応援していきますよ。。

わたしの居場所はサッカーチームがくれた。

こんなわたしは生まれも育ちも兵庫県なんです。完全なよそ者でしょ?(笑)金沢大学医学部付属病院に8年間ほど勤務していたとはいえ、開業当初は腹を割って相談できる友人はあまりいなくて。悶々とする日を過ごしていましたね。そんな時期に出会ったのが『ツエーゲン金沢』です。その頃はチームのエンブレムはおろか、名前もまだ決まってなかったんですよ(笑)。金沢にJリーグチームをつくるための署名活動やチラシ配りが盛んに行われていたような時期でしたね。地域のみなさんと一緒にゼロからチームを創りあげる。その過程で苦楽をともにすれば、わたしのアイデンティティをこの地で見つけられるかもしれない。そんな風に考えていました。それから苦節10年。我が子のように見守ってきたこのチームが2014年にJ2昇格を決めました。その時は仲間と一緒に泣いて喜びましたよ。うれしかった。わたしがスポーツから「元気」をもらってきたように、金沢の街もどんどん「元気」になればいいなと思っています。

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インタビューを終えて

植村 靖文

金沢工業大学
機械工学専攻 M2年

普段会えない方のインタビューができました。深イイ話もお聞きできてとても貴重な経験が出来ました!小島さんカッコいい!

木村 億都

金沢星稜大学
人間自科学部 3年

あれ、歯医者さん?と思うほどサッカーに熱い方でした。今までサッカーに興味はありませんでしたが、いまは色々語れますよ。

金崎 拓海

北陸大学
未来創造学部 3年

サッカーに対しても、歯に対しても並々ならぬ情熱を持っておいでる小島さん。治療を受けたいなあと思いました。

※取材時の情報です。