的場 美津子

アルバトラベル 役員

対面販売ならではの良さがあるんです。

みなさんは旅行プランをどうやって決めていますか？インターネットが普及していますから、旅行商品はネット通販サイトで購入するかたも多いかもしれませんね。画面上で簡単に比較検討できますから、とても便利です。でも、まちの旅行会社がお役に立てる場面もまだまだあるんですよ。「乗り継ぎなど旅行日程に不安がある」「観光地のまわりかたのコツを聞いてみたい」といった、いろんなニーズをもったお客さまが相談しにお越しになります。旅の知識がないのでなかなか最初の一歩が踏み出せないんですよね。そんなみなさんに、わたしたちは旅行会社のプロとして、いろんな視点からアドバイスさせていただくんですよ。お客さまの想定しておいでるプランは詰め込みすぎていないかな。このお客さまにはきっとこっちもツボだろうな。といった感じでプランを修正していくんですね。そうするとお客さまの不安もいつの間にか消えてしまって、ホッとした表情でお帰りになるんです。そんなとき「お客さまにすこしは元気をさしあげられたかな」と思えるんですよね。同時にわたしたちも元気をいただける瞬間だったりしますね。

金沢にいながら世界を旅している感じ。

旅行って時間とかお金がかかります。そうそう行けるものではありませんよね。わたしでもなかなか行けないんですよ（笑）だからこそ楽しみも大きいのかもしれませんね。ですからそのお手伝いができるのはすごく嬉しい。けれど、みなさんも経験したことあると思いますが、朝早くに出発して到着する頃にはすごく疲れていたり、現地で風邪を引いてしまうって話もよく聞きますよね。ですから、お客さまの身体の負担のことも考慮しなくちゃと自分に言い聞かせているんですよ。なかなか答えの出ない難しい案件に出くわすことよくあります。でも、お客さまといっしょに一生懸命考えるプロセスを踏むとうれしいこともあるんですよ。旅の様子を報告してくださったり、1年以上後にふらっと来店いただけたりするんです。そういう瞬間ってとてもうれしいんですよね。大変だった分だけ、喜びもひとしおです。最近ではすこしお話をさせていただくだけでお客さまの気持ちがわかるようになってきました。相談してくださっているときから、お客さまと一緒に旅している感覚にもなります。これからもみなさんの旅行のパートナーである喜びを噛みしめつつ、日々がんばっていきますよ。